さて、更年期とは?
女性ホルモンの低下する過程で起こる体の症状です!
更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少し始める時期で、多くの女性が40代後半から50代にかけて経験します。
エストロゲンの減少によって、自律神経が乱れ、以下のような症状が現れることが多いです。
- 不眠
- 不安感
- ホットフラッシュ(顔のほてりや発汗)
- めまい
- 頭痛
- イライラ
これらの症状は、体だけでなく心にも大きな影響を与えるため、適切なケアが重要です。
まずナイアシンは、体内で重要な役割を果たすビタミンB群の一つで、更年期症状の緩和に期待がされています。
以下にナイアシンの主な効果を挙げます。
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自律神経のバランスを整える ナイアシンは、神経の機能をサポートする役割を持ち、自律神経の乱れによる症状を緩和する効果があります。不安感やイライラ、気分の波などの精神的な症状を和らげることができます。
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血行促進とホットフラッシュ軽減 ナイアシンは血管を拡張し、血行を良くすることで、ホットフラッシュや冷え性を改善する効果があります。これにより、体温の変化に対するストレスを軽減できます。
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エネルギー代謝の向上 ナイアシンは、エネルギー代謝に関与し、疲労感の軽減や集中力の向上に役立ちます。更年期中の倦怠感を緩和し、日常生活での活動をサポートします。
美容業界でも「ナイアシン」を取り入れた化粧品などがありますが、ナイアシンにはどんな効果があるか?
ナイアシンには、皮膚や粘膜の健康維持に役立つと言われています。
更年期世代が一番気にする
肌の乾燥・ごわつき・くすみ・シミ・シワ・ハリ不足です。
また、お酒を摂取するかたにはうれしい
アルコールの分解を助けて二日酔いを予防する効果も期待できるので、お酒を飲むかたは是非摂取くださいね。
1. ビタミンB群(B1、B2、B6、B12)
ナイアシンを含むビタミンB群は、互いにサポートし合ってエネルギー代謝や神経系の機能を高めます。ビタミンB群をバランスよく摂取することで、ストレス耐性が向上し、自律神経の安定化に貢献します。
- ビタミンB1:疲労回復と精神的な安定に役立ちます。
- ビタミンB6:ホルモンバランスを整える働きがあり、更年期症状を軽減。
- ビタミンB12:脳機能や神経伝達をサポートし、不安感を軽減します。
2. マグネシウム
マグネシウムは筋肉の緊張を和らげ、リラックスを促進する効果があります。更年期のストレスや不安感、イライラを軽減するため、ナイアシンとの組み合わせが有効です。また、マグネシウムは神経の正常な働きをサポートし、不眠の改善にも役立ちます。
3. ビタミンD
ビタミンDは骨の健康を維持するだけでなく、気分の安定にも関わる栄養素です。ビタミンDの摂取は、うつ状態や不安感の緩和に寄与し、更年期症状の軽減に効果が期待できます。特にナイアシンと組み合わせることで、体の機能全般を整え、ホルモンバランスをサポートします。
4. ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用が強く、ストレスや炎症から体を守ります。ナイアシンと一緒に摂ることで、体の免疫力を高め、疲労回復や肌の調子を整える効果が増大します。更年期中のエネルギー不足や免疫力低下を防ぐために、ビタミンCは欠かせません。
ナイアシンと相乗効果のある栄養素を意識して、以下のような食事を取り入れることで、症状を和らげることができます。
- 朝食:全粒パン、卵、ほうれん草のサラダ(ナイアシン、ビタミンB群、マグネシウムが含まれる)
- 昼食:鮭とアボカドのサラダ、チーズ、ナッツ(ナイアシン、ビタミンD、ビタミンC)
- 夕食:鶏胸肉とブロッコリーの炒め物、玄米(ナイアシン、マグネシウム、ビタミンB群)
他今ダイエットや腸活でも言われる
オートミールや発芽玄米、小麦などの穀物類や、かつお、レバー、まぐろ、鶏肉、しいたけ、えのきだけです。
市販でも、オートミールライスやオートミールのおかゆなど販売されていますので、時短や忙しいときに活用してください。
好き・嫌いではなく、健康美のために上手く調理して取り入れる事をおすすめします。